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ベルンカステラー・ドクトールは医者要らず?  

2012年 04月 26日

1983er Berncasteler Doctor. Riesling. Spätlese. Wwe. Dr. H. Thanisch, Moesl-Saar-Ruwer.
A.P.Nr. 2 576 742 13 84. Alc. 8.5%vol.

Twitterなるものをやり始めて3日ほど経ちましたが,どうも病みつきになりそうで後悔しているところです.
意味もなくチェックしにいく自分がいます.
まあ,もうちょっとすると落ち着くでしょう.

さて,ワインです.
このワインはかなり個性的でした.

色はレモンイエロー.レモン,ライム,パイン,梅,杏,サクランボなどの香.中甘口.

香同様に,梅やサクランボを思わせるテイストです.
酸味もリンゴ酸というよりはクエン酸をイメージします.
軽い甘味に強い酸味が支配的ですが,円みを帯びているので,暴れた感じではありません.
梅やサクランボのような果実味が印象的で,ふと笑みを浮かべてしまうような,そんな可憐なシュペートレーゼです.
医者要らずかどうかは解りませんが,気持ちを和やかにさせる力はありますね.

(1983年 ベルンカステラー・ドクトール(医者) リースリング シュペートレーゼ ドクター・ターニッシュ醸造所)

# by naturrein | 2012-04-26 21:51 | Trackback | Comments(0)

71年は素晴らしい  

2012年 04月 21日

1971er Wiltinger braune Kupp. Riesling. Auslese. Vereinigte Hospitien, Trier, Mosel-Saar-Ruwer.
A.P.Nr. 3 561 104 34 72.

やや色調濃い黄金色.熟したパイン,金木犀,オレンジ,シナモン,カルダモン,アプリコット,キンカンなどの香.甘口.

このアウスレーゼは本当に美味しかった.
見事な酸に支えられた充実のアウスレーゼで,この強力な酸の下支えがあるからこそ,素晴らしい甘露な世界が広がっているようでした.
アイスワインのような研ぎ澄まされた酸の凝縮を感じる一方で,蜜のような貴腐のニュアンスも感じられる摩訶不思議なテイストでもあります.
71年は高い糖度もさることながら酸度の高さも持ち合わせていると言う点で,素晴らしいヴィンテージですね.
あまりの美味しさに,アルコールに弱い私でもグラスが進んでしました(おかげで酔っぱらってしまいました).

(1971年 ヴィルティンガー ブラウネ・クップ(褐色の頂き) リースリング アウスレーゼ トリアー慈善協会)

# by naturrein | 2012-04-21 21:54 | ドイツワイン(Mosel-S-R) | Trackback | Comments(0)

シャルツホフベルガーですが  

2012年 04月 11日

1989er Scharzhofberger. Riesling. Auslese Lange Goldkapsel. Hohe Domkirche-Trier (Bischöfliches Priesterseminar), Mosel-Saar-Ruwer.
A.P.Nr. 3 561 012 2 03 90. Alc. 9.0%vol.

シャルツホフベルガーといえば,エゴン・ミュラー.
エゴン・ミュラーのシャルツホフベルガーだったら,しかもそれがアウスレーゼ・ロングゴールドカプセルだったとしたら,今の相場ではおそらく福沢諭吉を5枚出しても買えないでしょう.
ところがこのワインは,ビショッフリッヒ神学校所有の畑からのもので,89年のアウスレーゼ・ロングゴールドカプセルでも4桁で買える懐に優しい1本なのであります.
で,お味の方は...

光り輝く黄金色.有機溶媒,シナモン,カルダモン,,パイン,カリン,オレンジピール,金属などの香.甘口.

ロングゴールドカプセルとしては,やや迫力に欠けるかもしれませんが,厚みを持った甘酸が見事に調和したワンランク上のアウスレーゼであることに間違いはありませんでした.
円みを帯びた飲み口でありながら幾重にも広がりを見せる懐の深いワインで,オイリーかつスパイシーなリースリング特有の香には覚醒感があります.
一部貴腐ブドウを使用していると思われるような蜜と金属香のニュアンスも,このワインがワンランク上のアウスレーゼであることを思い出させてくれます.
あまりに美味しくて飲みやすく,こういうワインは量を控えないと,アルコールに弱い私にはあとで大変なことになります.

(1989年 シャルツホフベルガー(開墾山) リースリング アウスレーゼ・ロングゴールドカプセル ビショッフリッヒ神学校)

# by naturrein | 2012-04-11 20:37 | ドイツワイン(Mosel-S-R) | Trackback | Comments(0)

めでたい!  

2012年 03月 30日

1976er Hattenheimer Wisselbrunnen. Riesling. Auslese. Schloss Reinhartshausen, Rheingau.
A.P.Nr. 32 071 036 77.

先日,H師匠よりめでたいご報告がありました.
よかった,めでたい!
師匠,20年後はよろしく!!!

さてワインです.今回も頂き物です.
3月に開けたワインは2本とも頂き物でした.ありがとうございます.

奇麗な真鍮ゴールド.シナモン,カルダモン,ニッキ,金木犀,パイン,ナツメ,枯れた木,ハチミツ,マジックインキなどの香.甘口.

見ての通りこれもラベルはボロボロでしたが,全く問題なし,美味しかった.
ラインハルツハウゼン城のワインらしく(あるいはこの畑の特徴か?),極めて上品で優しい造りの甘口アウスレーゼでした.
甘酸のバランスがよく甘露な美しい世界に浸ることができます.
円みを帯びた球体のような飲み口に癒されます.
オイリーでスパイシーな香も見事です.
パワフルさや重厚さはないですが,このような慈愛にも満ちたような優しいテイストはドイツワインの真骨頂の一つかもしれません.

(1976年 ハッテンハイマー・ヴィッセルブルンネン(知の泉) リースリング アウスレーゼ ラインハルハウゼン城)

# by naturrein | 2012-03-30 21:04 | ドイツワイン(Rheingau) | Trackback | Comments(0)

レストラン Latte  

2012年 03月 09日

1953er Niersteiner Heiligenbaum. Spätlese Naturrein. Verwaltung der Staatlichen Weinbaudomänen Mainz, Rheinhessen.

「レストラン Latte - 世界のレストランガイド」というHPから相互リンクのお誘いがありました.
世界中のレストランについて、評価やクチコミを投稿することで、人気のレストランを見つけることができるサイトだそうです.
お気に入りのレストランリストを簡単に作ることができるので、自分だけのグルメ・レストラン情報を集めることも可能だそうです.
ご利用ください.

ワインです.頂き物です.
光り輝く真鍮ゴールド.金木犀,すみれ,みかんの花,オレンジ,レモン,枯れた木,シナモン,ニッキ,ほのかな貴腐香.中甘口〜甘口.

このワインは別格です.
ワイングラスに注いだ瞬間にこのワインが徒者ではないことが解りました.
およそ60年もの歳月が経ったワインですが,信じられないことに,まだ乙女のような美しさに満たされていて言葉を失います.
まずは,香が尋常でないほどに素晴らしい.
花畑にでもいるような可憐さとオイリーでスパイシーな覚醒感があります.
甘酸の厚みは言うまでもなく,旨味を持った果実味とほのかな貴腐の味香が優しくしかも確実に訴えてきます.
可憐で美しく,そして,どこまでも美味しいです.
ラベルはボロボロですが,良い環境のもとで熟成したんだと想像できます.
まったくもって驚きの連続でした.

(1953年 ニアシュタイナー・ハイリゲンボウム(神聖な木?) シュペートレーゼ・ナトゥーアライン マインツ州立醸造所)

# by naturrein | 2012-03-09 21:51 | ドイツワイン(Rheinhessen) | Trackback | Comments(0)

悪玉コレステロール  

2012年 02月 26日

1971er Hattenheimer Pfaffenberg (Alleinbesitz). Riesling. Spätlese. Schloss Schönborn, Rheingau.
A.P.Nr. 31 052 018 72.

悪玉コレステロールと戦っている今日この頃の私です.
3月の検査でまたもや基準値オーバー.
またまた「このままだと死んじゃうよ???」と...
このような状況では,ワインを開ける回数も減ってしまいます.
体は動かしてるんだけどな〜 何が悪いんだろう?

更新が遅れております.
2月終わりに飲んだ71年のシュペートレーゼ.

色調濃い黄金色.
シナモン,カルダモン,ニッキ,金木犀,オレンジピール,熟したパイン,バナナ,マンゴー,マジックインキ,金属などの香.
中甘口.

旨味の固まりのようなワインでした.
チーズを思わせる味わいで,その旨味がほのかな甘味と相まって奥深い風味を造り出しています.
香もオイリーでスパイシー.
さらに,シュペートレーゼながら貴腐のニュアンスが感じ取れます.
味香ともに熟成が進み,若い頃とは全く別のワインになっているようです.
円みを帯び,優しく包み込んでくれるような慈愛に満ちたワインで,心身ともに癒される1本でした.

(1971年 ハッテンハイマー・プファッフェンベルク(僧侶の山)(単独所有畑) リースリング シュペートレーゼ シェーンボルン城)

# by naturrein | 2012-02-26 20:00 | ドイツワイン(Rheingau) | Trackback | Comments(2)

Macが壊れた!  

2012年 02月 06日

とうとうMacが壊れてしまいました.
いつ壊れるか?と騙し騙し使っていたのですが...
一部のファイルやメールを持っていかれましたが,バックアップを取っていたので被害は最小限ですんだかも.
ただ,仕事上,classic環境が使えるMacは必須なので,これからどうしようか?と...
とりあえずしまっておいたMacG4を取り出して使えるように準備しました(今考えると昔のパソコンは丈夫にできているなあ,と感心します.SE30もまだ健在!)
それと新しいMacを購入し,セットアップがようやく終わりました.
OSが変わっていて今は浦島太郎状態です.

ワインの更新もだいぶ遅れてしまったので,2本まとめて...

2012年1月18日
1971er Hattenheimer Wisselbrunnen. Riesling. Auslese. Georg-Müller-Stiftung, Rheingau.
A.P.Nr. 31024/008/73

色は真鍮ゴールド.ニッキ,シナモン,カルダモン,カリン,パイン,ハチミツ,枯れ木・葉などのかなりスパイシーな香.甘口.

見事に熟成した奥行きのあるアウスレーゼでした.
特に,香と酸味が印象的.
スパイシーな香は,ネパールのチアを思わせます.
リースリング特有のオイリーさも覚醒感があります.
丸みを帯びたテイストの中で,酸味だけは依然としてハツラツとしていて,鋭さが残っています.
線を引くようなこの鋭い酸に支えられながら,上品な甘味と複雑な旨味・果実味が絡まって,何とも言えない深みのある美味しさを作り出しています.
派手さはありませんが,美しい上品なアウスレーゼでした.

(1971年 ハッテンハイマー・ヴィッセルブルンネン(知の泉) リースリング アウスレーゼ ゲオルグ・ミューラー醸造所)

2012年2月6日
1998er Seusslitzer Heinrichsburg. Traminer. Auslese. Weingut Schloss Proschwitz (Prinz zur Lippe), Sachsen.
A.P.Nr. 10 09 99. Alc. 11.0%vol.

色はレモンイエロー.レモン,ライム,ライチ,パイン,青リンゴ,金属香.ほのかな甘口〜中甘口.
これは個性的なワインです.
ザクセン地方のワインはこれが初めてなんですが,今まで経験したことの無いテイストなのでそのように感じたのかもしれません.
まず,金属を思わせる鋭い香が特徴的です.
やや甘味を抑えたテイストは多少淡白に感じ,余韻もそれほど長くありません.
後味は柑橘類の皮を思わせるやや強い苦味を感じ,硬質さが垣間見えます.
酸味がそれほど強くないのはトラミナーの特徴かもしれません.
甘味を抑えた作りは酸味の弱さにあっているかもしれません.
酒質が強い割にテイストはやや中途半端な印象で,捉えどころの無いワインでした.

1998年 ゾイスリッツアー・ハインリッヒスブルク(ハインリッヒ城) トラミナー アウスレーゼ シュロス・プロシュビッツ醸造所)

# by naturrein | 2012-02-06 13:53 | ドイツワイン(Rheingau) | Trackback | Comments(0)

今日福岡は雪です  

2012年 01月 10日

1983er Dernauer Schieferlay. Fru"burgunder. Trockenbeerenauslese. Meyer-Na"kel, Ahr.
A.P.Nr. 1792159 10 90. Alc. 15.5%vol.

2月18日午後,今,福岡は雪です.
風も強いし,寒いです.
山は雪景色で奇麗ですが,これ以上降ると帰れなくなるかもしれません.
そろそろ帰宅するか.
今冬は本当に寒い...ラニーニャか? 小氷期に突入か?

ワインです.
今年最初に飲んだワイン(あいかわらず更新遅い!).

やや褐色が強いカラメル色.黒スグリ,アプリコット,ザクロ,チェリー,マジックインキ,コーヒー,紅茶などの香.極甘口.

このワインはスーパーでした.
極甘口ながらアルコール度15.5%を誇るモンスターワイン.
15%程のTBAやBAをこれまでに何本か飲んだことはあるんですが,アルコールのパワーだけが押し出されて華やかさに欠ける朴訥かつ硬質な重苦しいテイストに,余り良い印象を持ったことがなかったんですが,このTBAは全く違いました.
パワー全開のアルコール分も全く嫌みに感じず,それを上回るエキス分の高さ,奇麗でかつ濃厚な果実味,そして,凄まじい酸味がこのTBAをスーパーにしています.
後に残るビターチョコのような香とテイストも永くて奥深さを感じます.
昨年末に飲んだ76年のTBAが一回り小さく可愛いワインに思えるくらいですから,このワインの凄さが伺えると思います.
圧倒的なパワーと驚異的な美しさに昇天しそうでした.
ホントに凄かった!

(1983年 デルナウアー・シーファーライ(スレートの岩) フリューブルグンダー トロッケンベーレンアウスレーゼ マイヤー・ネーケル醸造所)

# by naturrein | 2012-01-10 20:19 | ドイツワイン(Ahr) | Trackback | Comments(3)

Macがおかしい!  

2011年 12月 25日

1976er U"rziger Wu"rzgarten. Riesling. Trockenbeerenauslese. Weingut Jos. Christoffel jr., Mosel-Saar-Ruwer.
A.P.Nr., 2 602 114 13 77. Alc. 10.5%vol.

2月になってMacの調子がおかしくなってます.
突然フリーズして,再起動要請が表示されるんですよ.
とくにその日の使い始めは2,3回止まってしまいます.
が,どうも暖まってくると安定します.
これはおそらくロジックボードの不具合でしょうか?
あるいはRAM?
今使ってるMac,実はclassic環境が使える最後のPowerMacで,仕事の関係上,このMacが使えなくなると非常に困った事態になってしまいます.
今はだましだましで使ってますが,だんだんと状況が悪くなってしまいそうです.

さて,ワイン.昨年最後に飲んだワインです(更新遅い!)

透明感のあるやや明るいカラメル色.セメダイン,インク,シナモン,カルダモン,ニッキ,アプリコット,ざくろ,黒スグリ,マンゴー,バナナなど,極めてオイリーでスパイシー.極甘口.

昨年最後に飲んだワインは久しぶりのTBA.
美しいワインでした.
TBAなのでもちろんパワーもあるんですが,上品な美しさがこのワインの特徴でしょう.
褐色化もそれ程強くなく,よって果実味も依然として奇麗に残っていて老けた感じがありません.
極甘口ですが,酸味も十分にあり香りもオイリーでスパイシー,この酸味と香りが後味を引き締めてくれいています.
モーゼル・ザール・ルーヴァーのリースリングらしい軽快なメリハリも感じられまだまだ素晴らしい状態にあり,永い命を感じます.
リースリングはやっぱり凄い!

(1976年 ユルツィガー・ビュルツガルテン(薬草園) リースリング トロッケンベーレンアウスレーゼ ヨゼフ・クリストッフェル・ジュニア醸造所)

# by naturrein | 2011-12-25 20:59 | ドイツワイン(Mosel-S-R) | Trackback | Comments(2)

ひさしぶりにフランスワイン  

2011年 12月 17日

年が開けてもう20日も経ってしまいました.
今年も忙しい予感が...
日記も更新できるか...まあ,このブログを知ってる奇特な方なんて片手で十分の数ほどしかいないんですけど,本年もどうぞよろしく.

で,久しぶりのフランスワイン.
といっても去年の12月中頃に飲んだワインなんですが...
しかも,自分で買ったわけでなく,頂き物です.

1979 Cote de Reaune-Villages. M.L. Parisot

まず,どういうワインか全くわかりません.
79年で,かなり濁っており(澱を落とすのに1週間ほどかかりました),液面もやや下がっていたのであまり期待せずにいたのですが,まっとうに生きていました.
色は,褐色が強い,やや色調の薄い赤紫色.香は,チェリー,ざくろ,イチゴ,梅,皮,たばこ,などで,やや弱い.
その弱い香とは裏腹に,飲むとこれがジワジワと旨味が寄せてくるような美味さを感じます.
とろみ感のある丸いテイストで,旨味の乗った複雑な味わいが弱いながらも広がります.
ザクロや梅を感じさせる果実味にチーズのような旨味が少しだけ加わって本当に美味しいです.
重厚さとか強さはありませんが,華奢ではあるけれど今持っている出来る限りの果実味と旨味を引き出して,美味しく持てなしてくれている健気さを感じます.
香りだけがやや残念ですが,このテイストならばゆっくりと静かに飲んでいたい夢見心地の気分でした.

P.S. 最近,不覚にも「きゃりーぱみゅぱみゅ」にはまってます.
つ〜けまつ〜けまつけまつけ〜る 
あ〜 あたまからはなれな〜い とうとう狂ったかオレ?

# by naturrein | 2011-12-17 21:57 | ワイン | Trackback | Comments(2)

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