引越完了 |

A.P.Nr. 26026 002 77.
3月初めに引越を敢行し,中頃になって部屋の片付けもようやく一段落しました.やっとワインを開ける態勢も整いました.いやー,およそ一ヶ月ぶりでしょうか? ワイン開けるの...引越祝いとHP通算400本を祝って,ヨハニスベルグ城の76年のベーレンを開けてみました.
濃い黄金色.カラメル色.カラメル,マジックインキ,黒糖,べっこう飴,熟したパイン,ニッキ,シナモンなどの芳ばしい香.極甘口.
ミネラル分豊富な黒糖をなめているような強烈な甘味が迫ってくる迫力十分なベーレン.これだけ甘味が強烈だとそれに耐えうる酸味が必要ですが,このベーレンは大丈夫.十分な酸に加えて絶妙な渋味が後味を引き締めてくれます.また,ミネラル分が高く硬質さと苦味が特徴的で,「ラインガウだなぁ~」 と思ってしまいます.エキスの塊のようなワインで,あまりにも濃厚すぎて1日にワイングラス1杯が限度ではないでしょうか.ただ,やや芳ばしすぎるきらいがあり,よく比較される71年のベーレンの方が総合的にみて上だと思います.76年は,甘酸のバランスからいえば,薔薇色封アウスレーゼや緑色封シュペートレーゼが最高であると思うのですが...?
(1976年 シュロス・ヨハニスベルガー(聖ヨハネ山) リースリング ヒンメルブラウ・ゴールドラック ベーレンアウスレーゼ ヨハニスベルグ城)
それにしても凄まじいワイン飲んでおられますね、さすがはYKUWAさん。濃厚過ぎて1日1杯が限度なんて想像出来ませんよ。
ちなみにあまり貴腐香とかはしないんでしょぅか?

引越などあり,最近はワインを開けるペースが遅くなっております.
緑家さんは,あいかわらずどんどん飲んでらっしゃるのでしょうね.
このBAはあまりにも芳ばしすぎて貴腐香というよりは黒糖のような香が支配的でした.