2005年 11月 26日
フランス・ローヌの甘口ワインを飲む! |
H師匠が12月はじめまで東京出張のため,一緒に飲もうと買っておいたボージョレ・ヌーボーがまだ飲めずにいます.こんなことならこんなに早く買っておかなくてもよかったよ,と一人ぶつぶつ言っている管理人ですが,どうせならフランスワインでも飲もうかと思って抜栓したのが本日のワインです.
1996 Condrieu. Les Eguets. Yves Cuilleron.
イヴ・キュイユロンというローヌ地方の醸造所がつくった「コンドリュー・レゼグー」というワインです.色はやや濃い黄金色.パイン,アカシア,マンゴーなどのトロピカルフルーツ香やマジックインキやビニールのような香がプンプン揮発しています.この香は相当にきついです.
甘口です.アウスレーゼクラスの甘口ですが,やや性質が異なります.残留糖から来る甘味よりもむしろ高いアルコール由来の甘味のようで,余韻がややアルコールに引っ張られる感じですね.酒質がかなり強く,それほど多くは飲めない(酒に弱い管理人だけがそうかも?)デザートワインであると思います.トロッとして丸みを帯びた重厚な飲み口で,アルコール分も高いので喉を通るときに液体のコシの強さを感じます.アルザスのマルセル・ダイスの「シュナンブール」もこのような甘口ワイン(やや甘味は弱かったですが,酒質が強くトロピカルフルーツ香バリバリのもの凄いワイン)でしたが,この「コンドリュー」のほうがやや酸味が強く管理人的には美味しく感じました.
ただし,これらのワインは,酸味の強さ,キレ,質,それに甘味や果実味との調和という点においてはドイツワインに及ばないと管理人は思います.これには,異論を唱える方がいると思いますが,これらのワインとドイツのアウスレーゼを一緒に飲んで比較するのも一興だと思います.是非一度,お試し下さい(ただし相当お金がかかります.感想なぞいただけたら嬉しいですね.).一口に甘口のワインといっても,性質が全然違っていて面白いというか奥が深いですね.
1996 Condrieu. Les Eguets. Yves Cuilleron.
イヴ・キュイユロンというローヌ地方の醸造所がつくった「コンドリュー・レゼグー」というワインです.色はやや濃い黄金色.パイン,アカシア,マンゴーなどのトロピカルフルーツ香やマジックインキやビニールのような香がプンプン揮発しています.この香は相当にきついです.
甘口です.アウスレーゼクラスの甘口ですが,やや性質が異なります.残留糖から来る甘味よりもむしろ高いアルコール由来の甘味のようで,余韻がややアルコールに引っ張られる感じですね.酒質がかなり強く,それほど多くは飲めない(酒に弱い管理人だけがそうかも?)デザートワインであると思います.トロッとして丸みを帯びた重厚な飲み口で,アルコール分も高いので喉を通るときに液体のコシの強さを感じます.アルザスのマルセル・ダイスの「シュナンブール」もこのような甘口ワイン(やや甘味は弱かったですが,酒質が強くトロピカルフルーツ香バリバリのもの凄いワイン)でしたが,この「コンドリュー」のほうがやや酸味が強く管理人的には美味しく感じました.
ただし,これらのワインは,酸味の強さ,キレ,質,それに甘味や果実味との調和という点においてはドイツワインに及ばないと管理人は思います.これには,異論を唱える方がいると思いますが,これらのワインとドイツのアウスレーゼを一緒に飲んで比較するのも一興だと思います.是非一度,お試し下さい(ただし相当お金がかかります.感想なぞいただけたら嬉しいですね.).一口に甘口のワインといっても,性質が全然違っていて面白いというか奥が深いですね.
by naturrein
| 2005-11-26 21:59
| ワイン
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