2005年 12月 06日
ドイツワインの認知はまだまだのようです |
昨夜は,喉の痛みと寒気,そして寝過ぎによる体のだるみと痛みに耐えながら,安静にしていました.風邪もここ1,2日が山のようです.さて,風邪で弱っているとはいえ,あまりにも退屈なので,ワインをテーマにした「神の雫」というモーニング連載のマンガ本を読んだのでした.そこで大問題,いや,大憤慨!それは,マンガの内容に関係なく,第3巻の最後に紹介してあった甘口ワインに関するウンチクが原因の元です.第一の間違いは,トロッケンベーレンアウスレーゼのトロッケンとベーレンの意味を取り違えていること.実際には,トロッケンは干上がったとか乾燥したとかの意味で,ベーレンアウスレーゼは粒選びの意味です.第二に,ドイツのアイスワイン(アイスヴァイン)はそれほど高品質でなくまた高価でもなく,高価で品質の高いものはカナダのアイスワインであるうんぬんと宣っていること.これには驚きました.元々アイスワインはドイツが発祥であり,基準も厳しく定められ,この世のものとは思えない素晴らしいアイスワインがたくさんあります.マンガの筆者らは,シャルツホフベルガーのアイスワインがいったいいくらするのか?どれほど素晴らしいのか?知っているんだろうか?と,一人で怒りを爆発させていましたが,これも日本でのドイツワインの認知のなさが原因なのでしょうね.
さて,マンガ自体はかなり面白く,3巻まで一気に読んでしまいました(4巻も出ているそうです).
さて,マンガ自体はかなり面白く,3巻まで一気に読んでしまいました(4巻も出ているそうです).
by naturrein
| 2005-12-06 18:07
| ワイン
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