2006年 01月 20日
2003年のTBAは? |
2003er Bissersheimer Steig. Siegerrebe. Trockenbeerenauslese. Weingut Erich Bender, Pfalz.
白桃,黄桃,マンゴー,杏,キンカンなどの甘いフルーツ香が素晴らしい,綺麗な真鍮ゴールドの色合いをした極甘口.2003年は貴腐ワインが多くできた年ですが,それらがどんなものであるか試しに1本空けてみましたが,さすがに飲むにはまだ早すぎたようです.まだ甘いだけで複雑さはありません.ワイン自体はトロトロでまったりとしていながら,クリーンな味わいで雑味が無く,貴腐の味香もそれほど感じません.ひょっとしたらアイスワイン?と思ってしまうかも知れません.これだけ糖度の高い果汁を使っているにもかかわらず,このクリーンな味わいと褐色がほとんどは入っていない真鍮ゴールドの色合いから,葡萄作りや搾汁作業に対するこの醸造所のきめ細やかさがイメージできます.相当注意を払ってワイン作りをしているに違いありません.複雑さというか懐の深さというか,そういうものにやや欠けている感はありますが,酸も十分あるので, 5年後,10年後が楽しみで,もう1本はしばらくの間忘れておきます.
2003年 ビッサースハイマー・シュタイク ジーガレーベ トロッケンベーレンアウスレーゼ エリッヒ・ベンダー醸造所
白桃,黄桃,マンゴー,杏,キンカンなどの甘いフルーツ香が素晴らしい,綺麗な真鍮ゴールドの色合いをした極甘口.2003年は貴腐ワインが多くできた年ですが,それらがどんなものであるか試しに1本空けてみましたが,さすがに飲むにはまだ早すぎたようです.まだ甘いだけで複雑さはありません.ワイン自体はトロトロでまったりとしていながら,クリーンな味わいで雑味が無く,貴腐の味香もそれほど感じません.ひょっとしたらアイスワイン?と思ってしまうかも知れません.これだけ糖度の高い果汁を使っているにもかかわらず,このクリーンな味わいと褐色がほとんどは入っていない真鍮ゴールドの色合いから,葡萄作りや搾汁作業に対するこの醸造所のきめ細やかさがイメージできます.相当注意を払ってワイン作りをしているに違いありません.複雑さというか懐の深さというか,そういうものにやや欠けている感はありますが,酸も十分あるので, 5年後,10年後が楽しみで,もう1本はしばらくの間忘れておきます.
2003年 ビッサースハイマー・シュタイク ジーガレーベ トロッケンベーレンアウスレーゼ エリッヒ・ベンダー醸造所
by naturrein
| 2006-01-20 15:15
| ドイツワイン(Pfalz)
|
Comments(0)