2006年 04月 22日
素晴らしい赤! |
2004er Wallha"user Backo"fchen. Regent. Auslese. Friedrich Edwin Schott, Nahe.
A.P.Nr. 7 779 157 008 05,Alc. 8.5%vol.,残留糖度:92.8 g/l,酸度:5.8 g/l
このワイン,な,なんと,ガラスキャップです!初めてのことで嬉しいやら驚きやらで飲む前からてんぱってしまいました.
まず,赤いキャップシールを剥がすと,黒くて短いキャップシールが...「なめとんのか」と思いつつ,これも剥がすと,なんと透明のガラスキャップじゃあないですか!?「おお,凄いぞ!初めてだぜ...だけど,これっていったいどうやって取るの?」
訝しげにそのガラスキャップを軽く上に引き上げると,「おいおい,そんなに簡単に取れていいの?」というくらい,いとも簡単に取れたではありませんか.こんなんで密閉されているんだろうか?と思いながらも,少なくともコルク臭には悩まないでいいな!と自分勝手に納得しながら,ワインをグラスへ.
さて,本題のワインですが,ドイツの赤にしては濃い赤紫色で,イチゴ,プラム,カカオ,ホイップクリームなど,甘い香がすばらしい甘口です.ガラスキャップと瓶口の周辺には赤紫色に染まった酒石が付着していて,相当熟したブドウを使っているに違いないと想像できます.一口飲んでぶっ飛びました.レゲント恐るべし!こいつは美味い!ただの甘い赤ではありません.もちろん,アウスレーゼなだけあって甘味も厚いのですが,口に含んだあとの果実味,渋味,そして酸味の繰りなすハーモニーは感涙モノで,このテイストは他の国のワインでは決して味わえない神々しさがあります.甘口の赤ゆえに,普通なら軽さをイメージすると思うのですが,このワインは濃密なエキスに裏付けされた堂々たるアウスレーゼです.たぶん,辛口好きの方には解らないと思うのですが...このワインを飲んでいると「自分は甘口ワインが好きなんだなあ」としみじみ思ってしまいます.このワイン,飲んだ人を幸せにしてくるはずです.
(2004年 ヴァルホイザー・バックオーフェン(パン焼き窯) レゲント アウスレーゼ フリートリッヒ・エドウィン・ショット醸造所)
A.P.Nr. 7 779 157 008 05,Alc. 8.5%vol.,残留糖度:92.8 g/l,酸度:5.8 g/l
このワイン,な,なんと,ガラスキャップです!初めてのことで嬉しいやら驚きやらで飲む前からてんぱってしまいました.
まず,赤いキャップシールを剥がすと,黒くて短いキャップシールが...「なめとんのか」と思いつつ,これも剥がすと,なんと透明のガラスキャップじゃあないですか!?「おお,凄いぞ!初めてだぜ...だけど,これっていったいどうやって取るの?」
訝しげにそのガラスキャップを軽く上に引き上げると,「おいおい,そんなに簡単に取れていいの?」というくらい,いとも簡単に取れたではありませんか.こんなんで密閉されているんだろうか?と思いながらも,少なくともコルク臭には悩まないでいいな!と自分勝手に納得しながら,ワインをグラスへ.
さて,本題のワインですが,ドイツの赤にしては濃い赤紫色で,イチゴ,プラム,カカオ,ホイップクリームなど,甘い香がすばらしい甘口です.ガラスキャップと瓶口の周辺には赤紫色に染まった酒石が付着していて,相当熟したブドウを使っているに違いないと想像できます.一口飲んでぶっ飛びました.レゲント恐るべし!こいつは美味い!ただの甘い赤ではありません.もちろん,アウスレーゼなだけあって甘味も厚いのですが,口に含んだあとの果実味,渋味,そして酸味の繰りなすハーモニーは感涙モノで,このテイストは他の国のワインでは決して味わえない神々しさがあります.甘口の赤ゆえに,普通なら軽さをイメージすると思うのですが,このワインは濃密なエキスに裏付けされた堂々たるアウスレーゼです.たぶん,辛口好きの方には解らないと思うのですが...このワインを飲んでいると「自分は甘口ワインが好きなんだなあ」としみじみ思ってしまいます.このワイン,飲んだ人を幸せにしてくるはずです.
(2004年 ヴァルホイザー・バックオーフェン(パン焼き窯) レゲント アウスレーゼ フリートリッヒ・エドウィン・ショット醸造所)
by naturrein
| 2006-04-22 21:50
| ドイツワイン(Nahe)
|
Comments(4)
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きく
at 2006-04-25 21:14
x
すごい!こんなの初めてしりました。ほえー。リースリングでこのコルクのワインないですかねえ?レゲントって飲んだことがないのですが、甘口早飲みワインなのですか?
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naturrein at 2006-04-25 21:59
でしょ!私もビックリでした.リースリングでこのキャップ?うーむ,どうでしょう.気を付けておきます.
レゲントという品種,私もよく知らないのですが,どうやら(シルバーナ×ミュラー・トゥルガウ)×シャンボールサンという葡萄の掛け合わせから出来た最近の品種だそうで,ドイツの赤に弱点だった色素とタンニン質に優れているそうです.ですがこのワイン,確かにドイツの赤にしては色が濃くて渋味もありましたが,飲んだ感じ甘口早飲みといってもよい程,今飲んでも全然大丈夫でした.
レゲントという品種,私もよく知らないのですが,どうやら(シルバーナ×ミュラー・トゥルガウ)×シャンボールサンという葡萄の掛け合わせから出来た最近の品種だそうで,ドイツの赤に弱点だった色素とタンニン質に優れているそうです.ですがこのワイン,確かにドイツの赤にしては色が濃くて渋味もありましたが,飲んだ感じ甘口早飲みといってもよい程,今飲んでも全然大丈夫でした.
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yukio0810ssr at 2006-05-02 17:45
ガラスキャップもちらほら出現していますね。なかなかコストがかかるようで普及には難しいらしいです。ドイツの甘口赤、いいですよね。当店もお客さんからの要望が多いタイプなんですが、いかんせんお高いんです。かといって安いのを仕入れると美味しくないという悪循環に・・・。
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naturrein at 2006-05-03 15:37
そうですよね.ドイツの赤の安いのは中途半端に甘ったるいだけのモノが多くて...お客さん相手ですから,お店の人も大変ですね.
ガラスキャップはコストがかかるんですね.コルクかガラスか,どちらがいいのか解りませんが,ガラスキャップが出るなんて時代でしょうか!?
ガラスキャップはコストがかかるんですね.コルクかガラスか,どちらがいいのか解りませんが,ガラスキャップが出るなんて時代でしょうか!?