2008年 12月 03日
クロ・ド・ラ・ピュセル? |
1998 Puligny-Montrachet. Premier Cru "Clos de la Pucelle" Monopole. Domaine Jean Chartron, France.
Alc. 13.5%vol.
以前,H師匠からピュリニー・モンラッシェ村の「ピュセル」は美味いと教えてもらって,ルフレーヴは異常に高いのでロジェ・カイヨという作り手の比較的廉価な88年のピュセルを買って飲んだことがあるんですが,そのワインはあまりにもスモーキーすぎて私にはなじめないテイストだったことを覚えています.で,何を血迷ったのか,「シャルドネが飲みたいなぁ」とふと思い,先日フランスの白を買ってしまいました.そのワインがこれです.
ジャン・シャルトロンの単一畑「クロ・ド・ラ・ピュセル」の88年のシャルドネから造られたワインです.詳しいことは全く知らないのですが「クロ・ド・ラ・ピュセル」は単一畑のようで,「ピュセル」とはどういう関係なんでしょうか?ムルソー村の「ペリエール」と「クロ・デ・ペリエール」のような関係と同じで,石垣で囲った(クロ)区画畑なんでしょうか?それとも全く別物?(何方かご存じないでしょうか?)
まあ,そんなことは考えても解らないので,ワインの感想.色は真鍮ゴールド.香は,パイン,バナナ,チェリー,グラス,木(樽),ナッツなど,甘い果実香と樽由来のスモーキーな香りが混じったような感じでしょうか.口に入れたときの第一印象は,厚みがあり飲み応えがあります.開けた当初はやや硬く重い印象だったので,少し時間をおいて再度飲んでみたんですがそれが正解でした.香水とハチミツとナッツの混ざったような香りが沸き立ち,絶妙のトロミ感と円み感も感じられ,旨味までのってきたような感覚を覚えます.ただし,ワイン自体の厚みは変わらず,果実味がとことんたたみ込まれている感じですね.美しくしかも力強いワインで,私にとっては凄みすら感じるワインでした.このワインは料理に合わせて気軽に飲むようなワインではないですね.なんか勿体ないです.ワイン単体でゆっくりじっくり飲んでこその1本でしょう.
飲んでる最中は「このワインの5年後,10年後はいったいどうなるんだろう」と興味が尽きませんでした.
Alc. 13.5%vol.
以前,H師匠からピュリニー・モンラッシェ村の「ピュセル」は美味いと教えてもらって,ルフレーヴは異常に高いのでロジェ・カイヨという作り手の比較的廉価な88年のピュセルを買って飲んだことがあるんですが,そのワインはあまりにもスモーキーすぎて私にはなじめないテイストだったことを覚えています.で,何を血迷ったのか,「シャルドネが飲みたいなぁ」とふと思い,先日フランスの白を買ってしまいました.そのワインがこれです.
ジャン・シャルトロンの単一畑「クロ・ド・ラ・ピュセル」の88年のシャルドネから造られたワインです.詳しいことは全く知らないのですが「クロ・ド・ラ・ピュセル」は単一畑のようで,「ピュセル」とはどういう関係なんでしょうか?ムルソー村の「ペリエール」と「クロ・デ・ペリエール」のような関係と同じで,石垣で囲った(クロ)区画畑なんでしょうか?それとも全く別物?(何方かご存じないでしょうか?)
まあ,そんなことは考えても解らないので,ワインの感想.色は真鍮ゴールド.香は,パイン,バナナ,チェリー,グラス,木(樽),ナッツなど,甘い果実香と樽由来のスモーキーな香りが混じったような感じでしょうか.口に入れたときの第一印象は,厚みがあり飲み応えがあります.開けた当初はやや硬く重い印象だったので,少し時間をおいて再度飲んでみたんですがそれが正解でした.香水とハチミツとナッツの混ざったような香りが沸き立ち,絶妙のトロミ感と円み感も感じられ,旨味までのってきたような感覚を覚えます.ただし,ワイン自体の厚みは変わらず,果実味がとことんたたみ込まれている感じですね.美しくしかも力強いワインで,私にとっては凄みすら感じるワインでした.このワインは料理に合わせて気軽に飲むようなワインではないですね.なんか勿体ないです.ワイン単体でゆっくりじっくり飲んでこその1本でしょう.
飲んでる最中は「このワインの5年後,10年後はいったいどうなるんだろう」と興味が尽きませんでした.
by naturrein
| 2008-12-03 20:24
| ワイン
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